ジェンダーレス女子のじょんです!
今回は『ジェンダーレスとは?』というお話をします。
性別全般の考え方のお話です!
今回のお話
- ジェンダーレスってどんな意味?
- ジェンダーレスってどんな言葉?
- じょんの「ジェンダーレス女子」という言葉の考え方
- そもそも性別ってなに?定義は?
- ジェンダーにおける現在の社会は?
- ジェンダーにおけるあるべき社会は?
- ジェンダーのイメージギャップ
では早速、ジェンダーレスについて解説していきます!
もくじ
【ジェンダーレスの意味とは】
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ジェンダーレスとは?
言葉の意味
まずはジェンダーレスって言葉と、“ジェンダーフリー”や“ノージェンダー”について解説します!
“ジェンダーレス”って言葉のそもそもの意味
ジェンダーレスって言葉は、「ジェンダー」と「レス」を組み合わせたもの。
言葉の意味
gender:社会的・文化的な性
less:~がない
ニュアンスとしては、「性別関係なく」とか、「性別を超えて」みたいな感じです。
ジェンダーフリーやノージェンダーも似た意味
ジェンダーレスのほかにも、「ジェンダーフリー」や「ノージェンダー」って言葉もあります。
ジェンダーフリーとノージェンダーも、ジェンダーレスと似たような定義で使われている言葉です!
じょんのジェンダーレス女子という言葉の考え方
僕はジェンダーレス女子って言っているけど、ぶっちゃけ僕の場合は性別“じょん”なんです。性別みたいなものを重く認識していない。
そうなんだ!?
うん!だからこの「ジェンダーレス」って言葉も最悪使わなくても、無くてもいいって思ってるんです。
じゃあどうして「ジェンダーレス女子」って名乗ってるの?
僕が「ジェンダーレス女子」を名乗らないとさ、ただのじょんになっちゃうのさ。
ただのじょん…!?
うん、ただのじょんだと、僕の存在や活動を見つけてもらえない。で、僕をうまく表現できる言葉ってなんだろうって考えたの。
たしかに「ジェンダーレスのじょんです!」って言うとジェンダーレスな人なんだ!ってわかるね!
そうなの。色々考えたけど、「ジェンダーレス女子って言葉、すごく自分に当てはまっているな」って思って。
性別関係なく、自分の好きなように生きている人だよって示すために、ジェンダーレス女子って言葉を使ってます。だから、ジェンダーレス女子って名乗る深い意味はありません!
なるほど。
たまたま、自分を表現したいときにうまく当てはまった言葉が、「ジェンダーレス女子」だっただけなのね!
ジェンダーレスという
言葉の前提
ジェンダーレスって言葉は、前提として“性別”が入っています。
ジェンダーという言葉の意味に、男性・女性が入っているから、性別がないと「ジェンダーレス」という言葉が成り立ちません。
そこで、性別ってなんなのか?ということについて深堀していきます!
性別とは?2つの定義
性別って言葉には、生物的な性と、社会的な性の、2つの定義があると思っています。
“性別”の2つの定義
- 生物的な性(sex)
- 社会的な性(gender)
それぞれ分けて解説しますね!
生物的な性とは
生物的な性は、みなさんもご存知の通り、生殖器が男性なのか?女性なのか?ってところです。
生物的な性ってものは、付いて生まれてきちゃったものだから、もうどうしようもない。
先天的なものです。
体は、今は手術でとっかえひっかえできるけれど、そんな簡単なことでもありません。
ただ人によっては、ごくまれに、染色体が通常の男性や女性と異なる数値を生まれ持った人もいます。
だから生物的な性に関しても、一概に男女だけで分けられないってことを知っておくのも大切ですね。
社会的な性とは
社会的な性を簡単に言うと、周りの人からの扱われ方って僕は思っています。
だから生物的な性と比べると、後発的なもの。
たとえば
- 世の中から刷り込まれた男らしさ、女らしさ
- 女はこうあるべき、男はこうあるべき
こういう話が、社会的な性だと考えます。
だから、社会的な性の考え方は、これからいくらでも変えていくことができるんです。
ここからは、具体的な話をしながら、今後どうあるべきかって話までしていきます!
ジェンダーにおける現在の社会
社会的性って、よく考えると赤ちゃんの頃からすでに刷り込まれています。
赤ちゃんの話をするときを思い出してみると、「あぁ…!」ってなるはずです。
ここからは赤ちゃんの頃から社会人になるまで、現在の社会的性について一緒に考えてみましょう!
まずは心の性別に違和感を感じたときまで遡ってみた
心の性別ってなんだろうな…って考えていくと、性別に対して違和感を持ち始めたタイミングまで遡ることになります。
僕が「スカート嫌だな」とか「髪短くしたい」ってはっきり思ったのは中学高校の頃です。
だけど、心の中で違和感を感じたときって、小学生の頃だった記憶もあります。
違和感を持つってことは、その時点で男はこう、女はこうってものが確立されてるってことです。
もっと遡っていくと、幼稚園…赤ちゃんの頃から社会的性が刷り込まれているんだなって感じます。
ジェンダー(社会的性)は赤ちゃんの頃から刷り込まれる?
じゃあ、赤ちゃんの頃に刷り込まれる社会的性って?
よくさ、「赤ちゃん生まれてくるんだけど、準備するにもまだ性別がわからないから~」って会話、聞いたことない?
あるある!
性別わからないと服の色も悩むよね!!
そうまさにそれ!!
それがもう、社会的性の刷り込みの始まりなんだよ。
いいか悪いかは置いといて、女の子だったらピンクを送る、男の子だったら青を送る…これが社会的性の始まり。
たしかに!?
女の子だからこう、男の子だからこう…って考えてるね。
女の子に生まれてきたら当たり前のようにピンクを身に付けていて、それが“私の着るべきもの”みたいな考えになってくる。
なるほど、これが赤ちゃんからの社会的性か…。
幼稚園でのジェンダーについて
幼稚園に行けばさ、男の子こっち並んで~女の子こっち並んで~って性別で並ばされる。
制服があれば、女の子はスカートで男の子はズボンって印象がその時点であるでしょ?
あるある!
そうやって、どうあるべきかみたいなものが、もう世の中に当たり前に作られている。
親から教わっていなくても、幼稚園とかでそういう扱いを受けることで、社会的性を身に付けていく…?刷り込まれていく…?表現が難しいね(笑)
中学高校でのジェンダーについて
そんな教育を受けながら高校に行くわけです。
制服云々ももちろんあるけど、中学高校に行くと、理系・文系に分けられるんですよ。
うんうん、文理選択あるねぇ!
でさ、なんか風潮的に女子は文系、男子は理系みたいな。
風潮ってのも、社会的性の一つかなって。
だからリケジョ(理系女子)が貴重だったのかな!?
社会人のジェンダーについて
学生時代の流れを引きずったまま、社会人になって。
男の人はITとか営業とか。
女の人は事務・経理・総務・接客とか。
なんかそういうのすごい多いよね、わかんないけど。
うんうん。
秘書とかも、男の人は少ないイメージ…!
いますっごいざっくり分けちゃったから、中身開けたら違う業界もあると思う。
でも、そういう風になっているところがすごく多いし、女性は結婚と出産と育児があるから融通がききやすい職業に~みたいになっちゃってるじゃない。
たしかに“男性だから”とか“女性だから”って理由で働きにくい職業もあるよねぇ。
そういうものがね、男らしさ・女らしさ・男性像・女性像みたいなのをつくっていて。
間にいる人たち(LGBTQなど)がすごく窮屈になっちゃう仕組みになってるよなぁ…って僕は感じるんですよ。
板挟みになると「自分はどうすればいいの…!」ってなっちゃうね。
いいか悪いかは置いといてね。
でも窮屈になってる人がいるっていうことは、僕は良くないことだなって思うのね。
ジェンダーにおける
あるべき社会
社会的性っていうのは、世の中がつくり上げてきたものだからこそ、これからつくっていくこともできるんです。
社会がどうあるべきか僕が考えるに、どんな人も自分がこれだって思った選択肢が用意されていて、その選択ができる環境にあるべきじゃないかって思っています。
大前提として、自分がこうしたいって思ったものが選択肢の土俵に並べられている。
そして、それを選択して、否定をされない。
一部批判を言う人はいるかもしれないけど、それが性別で制限されてはいけない、周りにいる人の大多数が賛成をしてくれるような環境っていうものをつくらなきゃいけないと思うんです。
こうあるべき、こうじゃないべきみたいなのを、取っ払っていかなきゃいけないって僕は考えています。
この環境を、僕がつくっていきます。
ジェンダーのイメージギャップ
20代くらいまでであれば、「わかるわかる~」って言ってくれる子とか、テレビとかで見ると多いように感じます。
だけど自分がいざ社会に出たときに、不便を感じる部分は、まだまだ多いんじゃないかなって思うんです。
たとえば就活のときのスーツとか。
ただ、価値観ってのはすぐに変えることは難しいです。
なぜなら、まだ知っている人が少ないから。
性別について考えている人が少ないから。
だからこれからは、知ってもらうための活動とか、できるだけ当事者が出て行って、接点を増やすってことが必要だと思っています。
それが僕の役割だなって思っているし、僕はそういうことをやっていきたいです。
もちろん発信することが苦手な人もいるよね!
だけど、発信者を応援することはできるはず…!
こういう現状を、みなさんはどう思いましたか?
なにか一緒に行動してみませんか?
僕はじょんの知名度を上げるために、しっぽを振って応援するよ!!
犬、しっぽにそんな力あるの?www
え?僕のしっぽ見たら元気になるしょ?
“知る”ことで性別で苦しむ人を減らしていこう
今回のまとめです!
まとめ
- ジェンダーレスは「gender(社会的・文化的な性)」と「less(~がない)」を組み合わせた言葉
- 性別には「生物的な性」と「社会的な性」がある
- 生まれ持った生物的な性を変えるのは難しい
- 社会的な性(周りからの扱われ方)はこれから変えていける
- 社会的な性を変える→性別について考えてもらう活動が必要
- 発信者の応援も社会を変えるために大切!
言いたいこと言い切れているかわからないけど、そんなことを考えながら日々生活を送っています。
みんながね、本当に苦しまなくてよくなるような、性別でね。
超しょうもない悩み事じゃない、こんな性別で悩むなんてね。
だから世の中を変えられるように、僕はこれからも頑張っていきたいなって思っています。
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